黄ふくろう日記

大好きな事なら超続けられる…でも大好きな事は毎日入れ替わるよ♪

医学的な視点にもとづく「お酒との付き合い方」

葉石かおり_酒好き医師が教える最高の飲み方













 お酒が好きな人にとって、健康への気遣いはやはり抜き差しならない問題です。周囲でもお酒を飲みすぎて入院する羽目になった人が少なくありませんし、お酒が原因で生活習慣病になってしまい、毎日の食事さえも楽しめなくなった人をたくさん知っています。

 実際、麻薬やタバコを禁止するのなら、それと同じくらいの害悪をもたらすお酒も禁止すべきだと主張する人がいるくらいです。以前、知り合いの医者も、「酒は百薬の長かもしれないが、万病のもとでもあるんだよ」と言っていました。お酒は飲むと楽しい気分にさせてくれますが、それほど多量に摂取しなくても、弱い人であればすぐに中毒症状を起こすくらいの薬理作用があるわけで、そういう意味でお酒には、たしかに侮れない怖さがあるというべきでしょう。

 したがってお酒を飲むときは、お酒との付き合い方を考えながら飲むことが必要です。若い頃はビールを水のように飲み、徹夜で飲み明かしても翌日、頑張るだけの体力がありました。30代手前になると、もうそういう飲み方では日常生活に支障をきたすようになります。すると仕事の能率も落ちるし、身体にも良くないし、腹は出てくるし、頭髪も抜けてくる。そしてある日、健康診断の結果を見て、愕然とするわけです。

 お酒との付き合い方を考える上で、医学的な知識をベースとしたアドバイスは有効です。この本を読むと、最新の医学的な知見をもとに、禁酒という選択ではなく、お酒を楽しみつつ、健康にも気遣うための方法やコツがいくつも記されているので、なかなか参考になります。

 とくに魅力的なのは、毎日、日本酒2合までなら休肝日がなくても大丈夫という話です。もちろん、人によってアルコール耐性が異なるので一概には言えないでしょうけど、和らぎ水をきちんと置いて、お酒を味わうように飲めば二日酔いにもなりにくい。しかも適量を守れば、美肌効果や学習・記憶能力の改善、ガン細胞の増殖抑制など、プラスの効果さえも期待できるそうです(正直、この辺の話は結構、眉唾物だと思いますが)。

 ただ、色々なことが書かれていますけど、結局、お酒との正しい付き合い方のコツは「飲みすぎない、食べすぎない」に尽きるように思います。加齢にともない、お酒に弱くなったという自覚が出始めたときこそ、意識改革のチャンスです。この本を通じて、お酒との正しい付き合い方を知っておきたいものです。



魂でメッセージをぶつけてほしい

 5月9日に発売が予定されているアンジュルムの新曲「Uraha=Lover」のMVが公開されました。


 最初に言っておくと、内容うんぬんの前にタイトルが気に入らない。ダジャレはねぇ、どうしたってコミック・ソングを連想しちゃうんですよ。今回の場合、「Uraha=Lover」というタイトルであれば、もうそれを見ただけで、おそらく恋愛感情のすれ違いをコミカルに描いたものだろうと推測するわけです。しかし、実際に聴いてみると、歌詞にも楽曲にもコミカルな要素がほとんどなくて、「あれ!?」という感じで戸惑ってしまうんですね。

 歌詞に目を通すと相当、ややこしい。いや、「ややこしい」というと、きちんと歌詞を読み解けば何かメッセージが見つかるかのように思ってしまいますが、実際のところ、相反するイメージの言葉やフレーズをそれらしく並べているだけで、内容としてまったく像を結びません。書き手は心から何かを伝えようとして、この曲を作ったわけではないでしょう。はっきり言って、アイディアを十分、練り込まないまま、ほとんどやっつけ仕事で片づけたのではないかと思われます。

 誰が書いたんだとクレジットを確認すると、先日、紹介した「泣けないぜ…共感詐欺」を書いた山崎あおい氏ではないか。う~ん、若くしてこの仕事ぶりはあまりよろしくないなぁ。できることなら技術でうまくこなそうとするよりも、魂でメッセージをぶつける方に情熱を注いでほしいものです。その方が将来、作家として量産体制に入ったとき、経験として活かせると思うんですね。端から小さくまとまってちゃいけません。

 何を伝えようとしているのか分からないということは、アレンジにも影を落としています。担当は浜田ピエール裕介さんですが、方向性がいまいち定まらないアレンジになっておりまして、それをごまかすようにギターや電子音がワチャワチャと加えられている感じです。

 これはおそらく、浜田さんが悪いということではないと思います。なぜなら本来、浜田さんはもっときちんとした仕事ができる人ですからね。実際、浜田さんが手がけたモーニング娘。’15「今すぐ飛び込む勇気」なんかを聴くと、原曲のイメージをしっかり消化して、細かい部分までコントロールされたアレンジを展開していることが分かります。


 まぁ、山崎氏はまだ24歳ですからね、あんまり無理強いしたら可哀そうではあるんですけど、自分の経験をもとに書いているうちは、他人への楽曲提供は難しいでしょうから、まだもうちょっと色々な部分での「貯蓄」が必要なのかもしれませんね。



自家製ベーコンの塩味とタケノコの甘味が美味しい

 ゴールデン・ウィーク(GW)が始まりました! 聞くところによると、今年はうまくすると10連休という長い休暇を取ることができるそうですね。まったくうらやましいなぁ。

 残念ながら、こちとらそんな悠長に構えていられる身分ではなく、連休明けまでに片づけないといけない案件を抱えているので、せいぜい数日しか休みが取れません。世知辛いこと、この上なしですよ。

 しかし、そうはいっても天候はいいし、作業部屋にこもって仕事を続けるのも精神衛生上、あまりよくありません。

 やっぱりね、外に出たいときは外に出て、太陽の光を浴びて風の匂いを吸って、あぁ自分は今、生きているんだという実感を覚えるというのは、人間のバイオリズムとして正しいことだろうと思うわけですよ。そのリズムをね、社会的な抑圧によって崩してはいけません。それは結局、仕事の能率を下げることにもなりますからね。そう、仕事に悪影響を及ぼすんですよ。

 …という言い訳を作って、今日は仕事を放り投げて、ピザを食べに遠出してきました。

 今日、訪れたのは、京都府福知山市にある「地中海レストラン ソレイユ」というお店です。大阪方面からは、国道9号で福知山市に入り、左手に「ミニストップ」や「ホテルはぜ」が見えたところで高架を降り、道なりに進んだ通り沿いにあります。若干ややこしいので、地元以外の人は事前に地図をチェックしておいた方がいいでしょう。


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 到着がちょうど開店時間だったので、さっそく店内に入ります。店内はカウンター席とテーブル席がありまして、一人で来たのでカウンター席に着きます。店員さんのおすすめは「ソレイユランチ」(1700円)で、今日は自家製ベーコンとタケノコのピザだったので、それをオーダーすることにしました。

 ランチセットなので、最初に野菜のスープ、次に前菜が運ばれてきました。とくに前菜は、サラダ、魚のフライ、刺身、イカの酢味噌和えという内容で、なかなかボリューミーでしたね。

 そして真打ち登場、自家製ベーコンとタケノコのピザです。


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 もちろんピザは、厨房のピザ窯で焼いたものがすぐに提供されます。焼き時間は3分も要らないですね。あっという間に焼き上がります。

 食べてみると、自家製ベーコンの塩味が結構、強いんですね。しかし、それがタケノコの甘味といい感じに合っています。なるほど、こういう感じになるのかぁ。タケノコの風味が和食の雰囲気を醸し出すんですけど、そこはしっかりベーコンでイタリアの雰囲気を演出するというか。いや、これはなかなか美味しかったですね。

 食後には、抹茶のティラミスとコーヒーをいただいて、これで1700円は相当、リーズナブルだと思います。十分、満足して今日はニッコリ、仕事の能率も上がるというもんです。


<場所>
地中海レストラン ソレイユ
京都府福知山市土師宮町2-12



雰囲気は変わったかもしれない

野澤道生_やりなおし高校日本史















 高校では理系選択だったので、日本史といえば内職の時間という不届きな学生でした。そのため、学校で日本史がどのように教えられていたのか、いまいち記憶が定かではありません。

 それでもはっきり覚えているのは、政治制度の仕組みや時代ごとの文化・風俗の違いなどについて、やたらと細かい知識を暗記させられたことですね。期末考査が近づくと、山川出版社の一問一答問題集を開いて、とりあえず知識だけは詰めておこうと頑張っていたことが懐かしいなぁ。

 そういう有り様でしたから『やりなおし高校日本史』というタイトルの本なんですけど、あんまりやり直した気分にならないというか、「なるほど、今の高校生はこんな感じの日本史を習っているのか」という印象を得たにすぎないというのが正直なところです(もともと高校で、日本史をきちんと勉強していないですからね)。

 学校では真面目に勉強しなかったんですが、その後、色々ないきさつで日本史の研究を普段からフォローしなければいけない生活を送ることになったので、研究者の間で繰り広げられている論争などを知っている立場からすれば、この本に目新しい内容はないといって差し支えありません。

 しかし、学校で以前、習った日本史しか知らない人からすれば、ずいぶん雰囲気が変わったと感じるかもしれませんね。

 とくに従来、国内の要因だけで説明されてきた歴史的な事象について、国外の要因や視点を加味することが増えたという点は、目を引くところでしょう。そのおかげで、日本の歴史を客観的な立場から見ることができるようになると同時に、それが国際社会との関わりのなかで形成されてきたことがイメージしやすくなると思います。

 ただ、やはりというか当然というか、近現代史の記述は薄いです。今もなお論争が続いていることもあるでしょうが、この時代の歴史的な解釈については、どうしても語り手の政治的な立場が反映されてしまうので、深く言及しない方が学校における政治的中立性を保つためには賢明といったところでしょうか。

 また、歴史は暗記科目ではない、その解釈を楽しむものだというスタンスをとっているのはいいんですけど、歴史的な解釈のスケールが個別の出来事や人物で完結し、日本史全体を貫く歴史観まで提示していないところにも、やや不満が残ります。その点、もう少し明示的であってもいいように思います。



「会ったらいい人だった」という罠

 独裁者といっても、恐怖だけで国を牛耳られるわけではない。やはり個人的な魅力やカリスマ性がなければ、国民からの支持を得られないし、部下もついてこない。

 歴史をひもとくと、ナチス・ドイツの独裁者、ヒトラーは、情熱的な演説でドイツ国民の心をわしづかみにしただけでなく、実際に面会した外国の政治家や外交官たちまでも魅了する力があった。

 たとえば日本では、駐独大使の大島浩がヒトラーとの面会を重ねるごとに、その魅力に取りつかれてしまった話は有名である。彼によってドイツから送られる情報は著しく偏向したものになり、ドイツとの連携をためらわせるような情報は捨てられ、ドイツと組むことを促す情報ばかりが本国政府に伝達された。それが日本の国策を大きく歪める原因になった。

 大島は戦後、自分の情報が日本をミスリードしたことに自責の念を持っていたようだが、ヒトラーへの心酔が絶たれることはなかった。自宅の応接室にはヒトラーと一緒に写った写真が飾られ、ヒトラーが好きだったワーグナーを大島もまた、こよなく愛した。そしてヒトラーを「天才戦略家」だと高く評価し、その評価を終生、変えることがなかった。

 同じく第二次世界大戦時、アメリカとソ連は名目上、同盟国だった。だが、安全保障上の理由やイデオロギー的な違いによって米ソ間の信頼関係が盤石とは到底、言いがたかった。とくに大戦末期になると、戦後処理の問題をめぐって意見の対立が目立つようになり、アメリカ政府高官の間ではソ連への不信感が高まっていた。

 ところが、アメリカのフランクリン・ルーズベルト大統領は、ソ連の政治指導者、スターリンと外交交渉で会うたびに個人的な親近感を抱くようになり、やがて「友人」と公言するまでに至った。その結果、スターリンが国内で行なっていた数々の政治的な弾圧や粛清に目をつむるとともに、東欧諸国の戦後処理に関してもソ連に対して寛大な姿勢がとられることになった。

 要するに、何が言いたいかというと、独裁者には「会ったらいい人だった」という罠があるということである。とくに独裁者のイメージがおどろおどろしいものだったとき、実際に会って話してみると案外、そうでもなかったことに安心し、「本当はあの人、イメージと違っていい人なのかもしれない」という印象を抱いてしまう。これが罠である。

 今年に入って急に慌ただしくなった北朝鮮をめぐる外交も、この罠に陥らないか、心配である。叔父を粛清し、腹違いの兄を暗殺した独裁者とじかに会うとなれば、さすがに誰しも身構えるものがあるだろう。

 だが、実際に会って見せる独裁者の物分かりの良さは、けっして人格に由来するものではなく、あくまでも戦略によるものであることを肝に銘じなければならない。笑顔のうらにある冷徹さ、冷淡さを片時も忘れるべきではない。もはや同じ過ちを繰り返しても許される状況ではないのだから、日本の立場としては、その認識の共有を関係各国に働きかけることが必須になる。



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