黄ふくろう日記

大好きな事なら超続けられる…でも大好きな事は毎日入れ替わるよ♪

2018年08月

聴き手を飽きさせない素晴らしいアルバム

JuiceJuice_iUna mas










 遅ればせながら、8月1日に発売されたJuice=Juiceのセカンド・アルバム『Juice=Juice#2 -!Una mas!-』を聴きました。3年ぶりのアルバムということで、その間のシングル曲も含め、2枚組で23曲が収録されていますが、これは率直に言って、素晴らしいアルバムですねぇ。

 バラエティー豊かな楽曲が並びながらも、それらがしっかりとした歌唱力を持つメンバーによってパフォーマンスされているので、聴き手をまったく飽きさせません。どの楽曲も楽しめるポイントがあるので、何度聴いても新しい発見や工夫を味わうことができます。

 そのなかでも「SEXY SEXY」は、本当に素晴らしい内容の楽曲だと思いますね。構成、リズム、歌詞、音色、歌唱、アレンジ、いかなる要素においても文句をつけるところがありません。

 イントロから立ち込める妖艶な雰囲気、ラテン音楽で用いられるパーカッションが実に効果的ですし、サビに向けて欲望への転落を表象するアレンジも見事です。さらにそこから、サビでは狂おしさが爆発するわけですが、楽曲自体はポップさを失うことなく、絶妙なバランスを保ち続けます。それがまた、歌詞世界との対比で一層、エロティシズムを高揚させるわけです。

 このほかに今回、あらためて良さに気づかされたのは「地団駄ダンス」ですね。最初、聴いたとき、その制作意図を汲みかねたものですが、こうして過去のシングル曲と並べて聴くと、決して箸休めとしての意味ではなく、ちゃんと興味深い楽曲構成になっていて、面白く作られています。また、「上を見て 下を見て」というブリッジのパートに入ったとき、聴き手にもたらされる浮揚感はとても心地よく、その部分だけ繰り返し聴きたくなります。

 ただ、今回のアルバムでどれがもっとも好きな曲かと言われると、「大人の事情」と言ってしまう自分がいるんですね。正直、この楽曲は歌謡曲のテイストが強く、どこか古臭い印象を与えるのですが、ハロプロメンバーの間での人気が高いようで、よくイベントでカバーして歌われています。

 しかし今回、改めて聴き直すと、歌詞の主人公が直面しているアイドルとしての悲哀を、説得力をもって歌うことができるのは、Juice=Juiceのメンバーしかいないと思わされますね。その歌唱力と表現力は、やっぱり他のユニットと比較して、頭一つ抜けていることは間違いありません。

 最近、Juice=Juiceはメンバーの増員が相次ぎました。ただ、それは悪いことではなくて、表現の幅がさらに広がるので喜ばしいことだと個人的には思っています。今回のアルバムでは、現在のメンバーが全員、参加した楽曲は3曲しかないので、その化学反応が今後、どのようなものを生むのか、注目していきたいです。


ピソラ(寝屋川堀溝店)でビスマルクを食べる

 そういえば最近、ピザを食べていないことに気づきまして、こりゃいかん、やっぱりピザを食べないと精が出ないよねという分かったような分からないような理屈でもって、昨日、国道163号沿いにあるイタリアン・レストラン「ピソラ(PISOLA)」寝屋川堀溝店に行ってきました。


CIMG3309












 このレストランは、関西圏でチェーン展開しているお店で、今まで存在は知っていたのですが、なかなか行く機会がなくて、今回、初めて食べに行きました。お店の雰囲気は、南国風といえばいいのでしょうか、高級リゾートホテルのレストランのような感じで作られています(そんなホテルに行ったことはないけど)。

 店内に入ると、店員さんの案内にしたがって席に着きます。半個室もあるので、もしそちらがいいようでしたら、店員さんに一言、伝えるといいでしょう。

 ちょうどお昼に行ったので、店員さんからは平日限定のセレクトランチ(1190円)を勧められました。このランチは、パスタ、リゾット、ピザのなかから好きな1品に加えて、ドリンクバーとサラダ(もしくは、キッシュ)が付くセットです。

 初めて来たお店で、あれこれ悩んだところで結局、分かりませんから、とりあえずセレクトランチにして、ピザはビスマルク(セット価格+100円)を選び、料理が運ばれてくるのを待ちます。

 待っている間、ドリンクバーで注いできたミックスジュースを飲んでいましたが、これが結構、美味しかったですね。お店に着くまでの道中、台風一過で蒸し暑く、喉が渇いていたこともあるんでしょうけど、ついつい何杯も飲んでしまいましたねぇ。

 そんな感じで待っていると、テーブルにビスマルクがやってきました。


CIMG3308











 大体、チェーン店のピザは、メニューに載っている写真と比べて結構、ちゃちなケースが多いんですけど、ピソラはしっかりとしたナポリ風のピザ生地で、写真に違わず食べ応えがあるピザですね。

 さっそく注文したビスマルクをいただくと、ベーコンやチーズの塩味と卵の甘味、そしてピザ生地の酸味が口のなかで混じり合って美味しさが際立ちます。少しアクセントが欲しいときは、ブラックペッパーをかけるといいでしょう。あっという間に平らげてしまいました。

 これで1290円ということを考えると、なかなか良心的なお店だと思います。店員さんの対応もちゃんとしていて、気持ち良かったです。今回でどういうお店か分かったので、いずれまた、別のメニューを試してみたいですね。


<場所>
大阪府寝屋川市堀溝2-267-1


総裁選後の身の処し方が気になる

 先日、ジャーナリストの有本香さんがインターネット番組の「虎ノ門ニュース」で、来月に行なわれる自民党総裁選への立候補を表明した石破氏についてコメントしていました(該当部分は、1:55:01~)。かなり手厳しく、皮肉も効いているので、これは相当、ダメージが大きいのではないかと思います。




 有本さんの話で注目に値するのは、2012年の自民党総裁選のエピソードですね。このとき、安倍氏の演説で語られる主語の多くが「私たち」や「日本」であったのに対して、石破氏はもっぱら「私」であり、「日本」という言葉はついぞ使われなかったという指摘は、たしかに示唆的と言えますね。

 またこの間、石破氏は『政策至上主義』という新著を出したのですが、有本さんはその帯に書かれている「この国には解決策が必要だ」というコピーを取り上げ、「『日本には』とか『わが国には』とかじゃないんですよ」と述べたうえで、こういうところがリベラル志向の朝日新聞との親和性の高さを示しているということも指摘しています。

 正直、コピーを書いたのは出版社の人間であって、おそらく石破氏ではないと思いますが、このように言われると、先の総裁選でのエピソードとも重なって、強い説得力を感じてしまいます。

 自民党内で現在、石破氏の支持を表明している派閥は竹下派ですが、その竹下派も決して一枚岩ではないようで、竹下派の衆議院グループは安倍氏支持に回ると見られていますし、参議院グループも石破氏が安倍氏への個人攻撃を彷彿させる批判を繰り返していることに反感を持っていると伝えられています。

 
 総裁選が終わったら、石破氏はどのように身を処すのでしょうね。今からちょっとワクワクしています。


スペインに立ち向かった秀吉の対外戦略構想

平川新_戦国日本と大航海時代















 最近、読んだ本のなかでは、もっとも面白い内容でした。世間での評価は承知していませんが、もしあまり注目されていないようであれば、さまざまな媒体で取り上げてほしい一冊ですね。

 従来の日本史研究では、外交や軍事に関して国内要因から説明されることが多く、時代ごとに権力者が国内、あるいは領内の権力基盤を固めるために、国外への侵略行為に打って出て、その目的を達成しようとしたという歴史的解釈が幅を利かせていました。

 豊臣秀吉の朝鮮出兵についても同様で、天下統一を果たした秀吉が国内の不満分子のはけ口として戦争を利用しようとしたからとか、大規模な動員をかけることで諸大名の勢力削減を狙ったからとか、果ては秀吉が錯乱状態に陥り、前後不覚に近い状態だったからとか、もっぱら国内要因を根拠に語られる傾向が強かったわけです。

 しかし実際には、朝鮮出兵にあたって秀吉は、けっして錯乱していたわけでもなく、諸大名の勢力削減を狙っていたわけでもありません。むしろ秀吉は、覇権国だったスペインやポルトガルが東アジアに進出し、アジア諸国を次々と植民地化していることに強い警戒心を持っていました。

 その表れのひとつとして、バテレン追放令(1587年)が挙げられるでしょう。これも秀吉が、国内の宗教的な統一を図るために行なったと説明されることが多いですが、実は当時、九州各地でキリシタンたちが神社仏閣を破壊したり、日本人を奴隷としてヨーロッパに連れて行ったりする事例が相次いで報告されていました。そこで秀吉は、その首謀者と見られるキリスト教宣教師を国外に追放することによって、日本への文化的侵食を防ごうとしたわけです。

 この本によると秀吉は、宣教師を派遣した後、商人を送り込み、やがて軍隊がやってくるというスペインやポルトガルの侵略パターンをどうやら知っていたようです。しかもその軍隊が、現地のキリシタンたちを焚きつけ、内乱を引き起こさせるという作戦を採ることも把握していたと見られています。

 諸大名が秀吉の動員命令に応じたのも、この認識を共有していたからであり、日本の独立と東アジアの覇権を確立するための足掛かりとして朝鮮に出兵し、日本の支配下に置くという秀吉の対外戦略に協力したと考えられます。実際、秀吉は朝鮮支配の後、中国(明)を征服し、スペインやポルトガルと対峙することまで視野に入れており、その旨を伝える書簡を両国の国王に送り届けていました。

 幸い、ヨーロッパ情勢が変化し、イギリスやオランダとの争いのなかでスペイン、ポルトガルの国力が低下し、東アジアへの進出は見送られることになりました。秀吉もまた、2度目の朝鮮出兵(慶長の役、1598年)のさなかに死去し、東アジアでの覇権確立という戦略は志半ばで潰えてしまいます。ただその後、日本では秀吉に代わって徳川家康が幕府を開き、国内の政治権力のトップに立ちますが、キリスト教への脅威認識は受け継がれ、鎖国令というかたちで現れることになります。

 こうした歴史的背景を押さえると、江戸時代の鎖国が外国を完全に排除することではなく、キリスト教を介して日本への侵略を画策する国々との交流を拒絶することが目的だったということが分かります。すなわち、バテレン追放令から朝鮮出兵、そして鎖国令までの流れは、対外的な脅威認識によって裏打ちされたものであると捉えた方が整合性があって理解しやすいということです。

 近現代史の分野では、日本史と世界史のつながりを意識した歴史的理解が要求されますが、それ以前の時代の歴史についても、国外要因にもっと注目し、歴史的な理解を深めるべきということを、この本は強く認識させてくれます。興味のある方には、ぜひおすすめしたいです。


日本人の味覚に合うのは甘いカレー

 先日、数年ぶりにチェーン店のカレー屋さんに入ってメニューを見ると、辛さのレベルのなかに「甘口」があって、おぉ、ようやく甘口が市民権を得るようになったかと、少しばかり感慨に浸っておりました。

 世間的に見れば、カレー辛口派が主流で、そういう人たちを前にして不用意に「甘口が好きだ」と言うと、やれお子ちゃまだの、変人だの、挙げ句の果てには「お前にカレーを食べる資格はない」だの、言いたい放題、言われるんですけど、ちょっと待ってほしい。こちらは別に、カレーは甘口でなければいけないと言っているわけじゃないんですよ。辛口と甘口を食べ比べたとき、甘口の方が美味しいと言っているにすぎないわけで、どうしてそこまでムキになって甘口派をやりこめようとするのか、さっぱり分かりません。

 思うに、そもそも辛い料理は、日本人の味覚には合いません。辛味は本来、味覚ではなく痛覚で感じるものです。しかも生理学上、味覚と痛覚を同時に感じると、痛覚が優先して脳に伝達されるので、料理の味わいは辛味によって吹き飛んでしまうんですね。時々、唐辛子を山ほどかけた辛い料理を食べながら、「美味しい、美味しい」といっているタレントさんがいますが、あれは生理学的に言えば、ムチでしこたま打たれながら「美味しい、美味しい」と言っているのと同じで、ちょっと感覚が倒錯していると思いますね。

 しかし日本は、古来より自然豊かで、農産物や海産物が多く手に入る国でした。そして、そこに住む人たちはさまざまな食材を料理に使い、五味(苦味、甘味、酸味、塩味、旨味)のバランスやコントラストを感じながら料理の味を楽しむことができる、繊細な味覚を持つようになりました。したがって和食では、アクセントとしてワサビや辛子を使うことはあっても、辛味をベースとした料理は存在しないわけです。なぜかといえば、辛みをベースにすると、食材が持つ味わいや美味しさが吹き飛び、日本人の味覚に合わなくなってしまうからです。

 そう考えるとカレーに関しても、甘口の方がルーのクリーミィ―さと程よい塩味、具材となる野菜や肉の甘味をより強く感じられますから、日本人の味覚に合っている、すなわち美味しいと感じるはずなんです。もちろん、辛味が多少、あった方が食欲も湧くので、まったくの甘口よりも辛口がいいというのは理解できるところです。しかし、そういう場合の辛口の良さとは、あくまでもアクセントとしての良さであって、辛くなければカレーじゃないというのは、「カレーは辛い」という固定観念に縛られすぎていますし、カレーの美味しさは辛味にあるという誤解にもとづいているように思いますね。

 実際、市販されているカレールーのランキングは、東洋経済オンラインの記事によると、次のようになっています。

1位「バーモントカレー中辛 230g」ハウス食品(購入シェア11.49%)
2位「バーモントカレー甘口 230g」ハウス食品(購入シェア10.67%)
3位「ジャワカレー中辛 185g」ハウス食品(購入シェア6.36%)
4位「こくまろカレー中辛 140g」ハウス食品(購入シェア5.86%)
5位「ゴールデンカレー中辛 198g」ヱスビー食品(購入シェア4.54%)
6位「プレミアム熟カレー中辛 160g」江崎グリコ(購入シェア3.11%)
7位「こくまろカレー甘口 140g」ハウス食品(購入シェア2.97%)
8位「とろけるカレー中辛 180g」ヱスビー食品(購入シェア2.43%)
9位「バーモントカレー辛口 230g」ハウス食品(購入シェア2.38%)
10位「ジャワカレー辛口 185g」ハウス食品(購入シェア2.09%)

初公開!売れ筋「カレールー」トップ100商品(東洋経済オンライン 2017年9月28日)


 ご覧の通り、「バーモントカレー甘口」がなんと2位にランキングされています。7位にも「こくまろカレー甘口」が入っていますね。中辛が多くランキングされているのは、アクセントとして辛味を好む人がいるということを反映したものでしょう。間違いなく言えるのは、カレーに何よりも辛さを求めるのは、どちらかと言えばマイノリティーだということです。すなわち、日本人の味覚として辛味よりも甘味を好むということが、ここからも推測されます。

 こういうことですから、甘いカレーは辛いカレーよりも支持されているという事実を厳粛に受け止め、かつ辛いカレーを好むのは、日本人の味覚としてずれているということを認識しつつ、それでもなお、甘いカレーについて一言、物申したいことがあれば、物申せばよいと思います。


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