いやちょっとね、色々と考えることがありまして、頭のなかが少しややこしくなってきたので、ビリー・ジョエルの名曲「Honesty」を聴こうということで、今現在、聴いているわけですけど、ん~、やっぱり何度聴いてもいい曲ですなぁ。

 何といっても歌詞が素晴らしいと思いますね。愛情なんてものは、その気になったらいつでも手に入れられる。でも、誠実さを求めることはほとんど不可能に近いくらい難しい。しかし、この歌詞の主人公がパートナーに求めているのは愛情ではなく、まさに誠実さなんですね。

 もはや何も信じられないほど傷つき、誠実な人間なんていないという絶望とも諦めともいえる気持ちを抱えながらも、それでもパートナーに誠実さを求めずにはいられないという心境。信じるということ、誠実であるということがいかに尊いものであるか、この歌詞は切々と歌っているわけです。

 若い頃は「愛さえあれば大丈夫!」みたいに考えていたりするもんですけど、やっぱり愛だけじゃダメなんですね。じゃあお金かというと、そういうことでもない。もちろん、お金はないよりあった方がいいに決まっていますけどね。

 長い人生、思いもよらぬことが起きて、想像していた未来とまったく異なる現実に直面する場合もあります。しかし、それを二人で乗り越えていく、あるいは乗り越えたいと思うためには、どうしたって互いに信じる気持ちがないといけません。信じてくれる人がいるということが、苦しいとき、どれだけ自分の心の支えになってくれることか。その尊さ、美しさに勝るものはないのです。

 そういうことをですね、この曲を久しぶりに聴いて思い出していたわけです。ん~、あらためて思うに、いい曲だなぁ。