2018年10月31日発売予定になっているアンジュルムの25thシングル「タデ食う虫もLike it!/46億年LOVE」から「タデ食う虫もLike it!」(Promotion Edit)のMVが発表されました。

 なんかこう、どうなんでしょうか。先日のモーニング娘。'18の新曲もそうだったんですけど、よく言えば手堅い、悪く言えば冒険していない感じですかね。出だしなんてもう、ヒャダインまるだしですもんね。最初に聴いて、これは多分、ヒャダインが作ったのかなぁと思ってクレジットを見たら、あぁ、やっぱりそうだったという予想通りで嬉しい反面、意外性が乏しいというか面白みに欠けるというか。

 とくにアレンジ担当が鈴木俊介さんでしょ。そうなると期待しちゃうのは、どこまで楽曲にファンクテイストが反映されるのかという点なんですが、今回のアレンジはかなりポップスに寄せたアプローチになっているので、重厚なベースやバスドラによって形成されるグルーブを堪能することができません。これが個人的には大分、物足りなかったです。もっとガンガン、グルーブをきかせてほしかったなぁ。

 しかし、そういう個人的な好みの問題はひとまず別にして、楽曲の雰囲気そのものはアンジュルムのカラーに合っていると思います。メンバーのキャラクターが強いチームですから、しっとり聴かせるような楽曲よりも、ぐいぐい押す感じの楽曲の方がチームらしさをうまく発揮できるでしょうしね。

 ただ、その割には楽曲の爆発力が足りない。最近、アンジュルムの楽曲を聴いていると、若手・中堅の作家にオーダーすることが多いんです。それは悪いことではないんですが、まだ突き抜けた作家は出てきていないというか、小ぎれいにまとまりすぎている感じがします。

 率直に言えば、メンバーのキャラの強さに楽曲が負けている。だって見てください、MVのサムネイル。こんなメンバーが入れ代わり立ち代わり歌っているわけですから、楽曲がしっかり突き抜けてあげないと浮かばれません。メンバー同様、作家陣も大暴れしないと!