黄ふくろう日記

大好きな事なら超続けられる…でも大好きな事は毎日入れ替わるよ♪

ハロプロ

最大の貢献は「品位」をもたらしたこと

 

 昔から卒業ソングに興味がなくて、卒業するメンバーやその人を推しているファンにとっては思い入れがあるのかもしれませんが、まぁ、そういう思い出作りのような意味以上のものはないだろうという印象があるんですね。

 今回の「Y字路の途中」も、はるなん(飯窪春菜)の卒業に合わせた楽曲で、人生の岐路をテーマにした内容です。そのテーマ自体は、こういう卒業ソングでは定番ですし、実際、そういう楽曲は掃いて捨てるほどありますから、今さら取り立てて何か言うべきことはありません。

 ただ、この楽曲によって、改めてはるなんの存在の大きさについて思いを致すところがありますね。研修生出身がハロプロの趨勢を占めるなか、はるなんはオーディションからメンバーになり、歌もダンスも不得意で当初、その下手さ加減を周囲からいじられたりしていました。

 それがいつの間にか、ダンスで悪目立ちすることもなくなってきたし、歌もソロはけっして多くなかったですけど、前に比べて随分、良くなっているじゃんとファンの誰もが認めるレベルにまで成長しました。

 そして多くの人が、ラジオで鍛えられたはるなんのトーク技術を褒めるでしょうし、彼女自身、そこに活路を見出したという部分もあるでしょうですけど、個人的に見逃すべきでない彼女の貢献として、「品位」というものをモー娘。にもたらしたことが挙げられるのではないかと思うんです。

 正直、それまでバラエティー番組ではわりとガサツなイメージがあったモー娘。でしたが、彼女が入ってトークを回すようになってから落ち着いたムードが全体的に生まれた気がします。もちろん、面白おかしくやるし、はしゃぐときははしゃぐし、ふざけるときはふざけるんですけど、どこか一線、引いているという感じでしょうか。

 でもそれが、モー娘。に大人の要素を含ませることにつながって、わちゃわちゃするだけでなく、しっとりとした印象を見ている人に与えました。はるなんは、そういう雰囲気をもたらしたという意味で不可欠な存在だったと思うわけです。

 今回の楽曲のMVを見ても、はるなんがオーディション時に語ったとされる「モーニング娘。をオシャレにしたい」という言葉が今もなお、生きているように感じます。その点で、このMVは実にはるなんらしい映像になっていると思うのであります。


これはなかなかいい組み合わせですよ




 勝手に「アイドル界の玉置浩二」と呼んでいる、きっか(吉川友)ですけど、今回、ぱいぱいでか美さんと組んで、「最高のオンナ」という楽曲をリリースしました。

 楽曲の感想に入る前に、それにしても「ぱいぱいでか美」という芸名は秀逸ですなぁ。一発で覚えてもらえるインパクトの大きさ、セールスポイントを前面に打ち出したアピール力の高さ、そういう芸名を自分の看板に掲げるという覚悟の強さ、いずれにしても単に胆力だけでなく、そのセンスにどこか知性を感じるのであります(もしかしたら適当に付けただけかもしれませんが)。

 そういうアクの強いアーティストやパフォーマーと組むと、やっぱりきっかは面白いですね。このカップリングがどういう経緯で決まったのかは知りませんが、もし本人同士のイニシアチブで始まったことなら、二人を褒めてあげて欲しい。これは色々な展開が期待できる、なかなかいい組み合わせですよ。

 しかも今回、ぱいぱいさんがプロデュース側に回って、きっかを操縦しているという構図になっているんですけど、きっかの奔放さにアクの強いぱいぱいさんでさえ、少し手を焼いているという関係がとてもいい。エロティシズムの解釈も、女性ペアだからこそ出せるニュアンスになっているので、それもまた、見ていて楽しいですね。

 ただ正直、楽曲そのものは、今どきのサブカル系ポップスという印象でそれほど面白いわけではありません。せっかくきっかで遊ぶんだから、ぱいぱいさんもその辺、あまり型にはこだわらないで、ぱいぱいさんの描くイメージのなかできっかを暴れさせる方向で、二人して遊んだらいいと思います。ぱいぱいさんのポテンシャルならできるはずです。期待しています。


すべては2回のサビ転調のためにある

 


 今月12日、2018年10月24日発売予定になっているモーニング娘。'18の66枚目シングル「フラリ銀座/自由な国だから」から「自由な国だから」(Promotion Edit)のMVが発表されました。

 まだ数回しか聞いていないので、細かいところまではきちんと把握していないんですが、そりゃあ、「フラリ銀座」に比べれば、こちらの方がいいでしょう。「フラリ銀座」は、ファンの間ではわりと好評らしくて、とくにMVでは、メンバーをうまく撮ることができているとのことなんですが、楽曲に関してはどこをどういじればいいのか、ちょっと分かりづらいところがありましたからね。

 その点で「自由な国だから」は、従来のEDM路線の流れを汲んだ楽曲であり、最近のモーニング娘。の楽曲に親しんでいる人たちからすれば、方向性そのものはよく知るところだと思います。

 この楽曲でとくに印象に残ったのは、サビの扱い方ですね。冒頭からサビで入るわけですが、その後、Aメロ、Bメロと来て、ここから一気にサビで盛り上がるのかと思いきや、実に抑制的なアレンジになっているんですね。そしてまた、Aメロ、Bメロときて、間奏を挟んで、今度こそサビでドカンとくるのかと思いきや、ここでも抑制的なアレンジになっています。

 そして転調をともなって再びサビが来るんですが、ここで大きな盛り上がりを作っておいて、さらに2度目のサビ転調によってその盛り上がりを一層、大きくするという構成です。つまり、この2回にわたるサビでの転調に向けて、楽曲構成が組まれているということになります。だから、楽曲の後半がやや長い作りになっておりまして、それが若干、聴き手に間延びした印象を与えるかもしれませんね。

 MVに関していうと、小田ちゃんを中心としたカット割りになっていますが、えりぽん(生田衣梨奈)がいよいよ来たなという感じです。それと正直、制服コスチュームは今や手垢がつきすぎて、相当思い切った演出があれば別ですが、当分、採用しない方がいいと思います。


作家陣も大暴れしないといけない

 


 2018年10月31日発売予定になっているアンジュルムの25thシングル「タデ食う虫もLike it!/46億年LOVE」から「タデ食う虫もLike it!」(Promotion Edit)のMVが発表されました。

 なんかこう、どうなんでしょうか。先日のモーニング娘。'18の新曲もそうだったんですけど、よく言えば手堅い、悪く言えば冒険していない感じですかね。出だしなんてもう、ヒャダインまるだしですもんね。最初に聴いて、これは多分、ヒャダインが作ったのかなぁと思ってクレジットを見たら、あぁ、やっぱりそうだったという予想通りで嬉しい反面、意外性が乏しいというか面白みに欠けるというか。

 とくにアレンジ担当が鈴木俊介さんでしょ。そうなると期待しちゃうのは、どこまで楽曲にファンクテイストが反映されるのかという点なんですが、今回のアレンジはかなりポップスに寄せたアプローチになっているので、重厚なベースやバスドラによって形成されるグルーブを堪能することができません。これが個人的には大分、物足りなかったです。もっとガンガン、グルーブをきかせてほしかったなぁ。

 しかし、そういう個人的な好みの問題はひとまず別にして、楽曲の雰囲気そのものはアンジュルムのカラーに合っていると思います。メンバーのキャラクターが強いチームですから、しっとり聴かせるような楽曲よりも、ぐいぐい押す感じの楽曲の方がチームらしさをうまく発揮できるでしょうしね。

 ただ、その割には楽曲の爆発力が足りない。最近、アンジュルムの楽曲を聴いていると、若手・中堅の作家にオーダーすることが多いんです。それは悪いことではないんですが、まだ突き抜けた作家は出てきていないというか、小ぎれいにまとまりすぎている感じがします。

 率直に言えば、メンバーのキャラの強さに楽曲が負けている。だって見てください、MVのサムネイル。こんなメンバーが入れ代わり立ち代わり歌っているわけですから、楽曲がしっかり突き抜けてあげないと浮かばれません。メンバー同様、作家陣も大暴れしないと!


ポイントは「銀座」の事情を知っているかどうか




 2018年10月24日発売予定のモーニング娘。’18「フラリ銀座/自由な国だから」から「フラリ銀座」(Promotion Edit)のMVが発表されました。

 イントロのギターがやたらとレトロチックな音色になっていることもあるんでしょうけど、前回のシングル「Are you happy?/A gonna」の攻撃性から一転、ずいぶんドメスティックな仕上がりになっているなぁというのが第一印象ですね。

 歌詞に目を遣ると、タイトル通り、銀座でデートしている女の子の気持ちを淡々と描いているだけの内容です。一見すると、これ、何が面白いんだろうと思ってしまいます。

 このとき、ポイントになるのが「銀座」というワードです。もしかすると東京の人なら知っているかもしれませんが、実はですね、銀座にはラブホテルがないんです。この情報をあらかじめ知っているかどうかで、今回の歌詞の読み方が大分、変わってくるんじゃないでしょうか。

 つまり、主人公の女の子は、おそらくデートで彼氏と夜の銀座の街を歩いているわけですが、これはただ歩いているわけではなくて、はっきり言えば、ラブホテルを探しているんですね。しかし結局、見つからなかったので日本橋方面に移動した、そしてその後の夜を楽しんだという、そういうふうに解釈することができる内容になっているわけです。

 いやぁ、さすがにそれは深読みしすぎだろうという意見はあるかと思います。たしかに深読みしすぎかもしれません。しかし、そういう解釈上の遊びができる作りになっているのが、今回の歌詞の楽しみ方だと思いますね。

 もう1点、付け加えると、かえでぃ(加賀楓)は絶対、男装よりも女の子っぽい格好の方がいいので、あまり男装にこだわらないでほしいなぁというのが正直な気持ちです。


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